年会費無料でも
活躍場がなければ『死に体カード』
近頃は入会金や年会費が無料のクレジットカードでも、非常に優れた特典・サービスを備えたモノが数多く発行されています。
そういった背景から、複数枚のクレジットカードを賢く使い分けるの項目では、 自分の求める様々なサービス・特典の恩恵を最大限に満たすには、複数枚のクレジットカードを所持し、 うまく使い分けるのが一番賢いやり方であるといった旨の事を述べ、
生活密着型サービスは年会費無料のカードで十分の項目では、 各特典やサービスが重複しないよう、年会費無料のクレジットカードを複数保有し、普段の生活にて上手に使い分けることが、 カードの恩恵が身を持って感じられる最良な方法ではないでしょうか…、といった事を述べました。
活用する場がないのであれば・・・
しかし、いくら入会金や年会費が無料であるからといって何でもカンでも手当りしだいに保有することをオススメている訳ではありません。
自分にとってなるべく身近にサービス・特典の恩恵を受けれない、もしくはカードを活用する場がないのであれば、 保有しているそのクレジットカードはほぼ『死に体』同然です。
何が言いたいかといいますと、
宝の持ち腐れ
・車の免許が無い人や、免許があっても車を運転することが年に数回ほどしかない人が、 ガソリンの割引きや各種ロードサービスの特典をメインとしたクレジットカードを保有する
・割引きや優待サービスの対象となる店鋪や施設が付近に無いのに、それらの特典をメインとしたクレジットカードを保有する
・海外旅行には全く興味がない人や、何年かに一度のスパンでしか海外旅行に出向かない人が、海外旅行保険などの内容が充実したクレジットカードを保有する
などのように、 いずれは利用し、そのカードの持つメリットを感じる時も来るかもしれないけれど、
現時点に於いてそのカード独特の特典やサービスを活用する場が極めて少ないというのであれば、 いくら魅力的な内容のカードであれ、自分にとっては『宝の持ち腐れ』であるということです。
全く無意味とは・・・
無論、年会費が無料であるので保有し続けておくことによるコストは発生しませんし、海外旅行保険などの付帯保険が備わっているカードであれば、
いつか役立ってくれる時もやってくることもありますので、全く無意味とはいえないのですが…。