ポイント・サービスについて、
よ〜く考察する
たいていのクレジットカードには、ポイントサービス（ポイントプログラム）というものが設定されています。
これはカードの利用額に応じてポイントが加算され、貯まったポイントを商品券やさまざまな商品などに 交換してもらえるといったサービスです。
しかし、そのポイントといのは基本的に各クレジットカードのものを合算できず、 ポイントを加算できる期間（有効期限）は、だいたい１〜２年程度に設定されているものが殆どです。
よって、その期間が過ぎると交換可能なポイントまで貯まっていないと繰り越しはされず、 せっせと貯めたポイントはリセットされチャラになってしまいます。
ポイント・サービスはお得？
上記のような理由から複数枚のクレジットカードを使用せず、１〜２枚のカード使用にてポイントを貯めている という人も多いと思います。
非常に欲しいものがポイント交換によって得れるという場合や、あくまでもポイントを貯めることに重きをおいている人については、 それはそれで結構なのですが、
それほどポイント交換に固執してないが、なんとなくポイントが貯まったほうが得な感じがするので、 使用するカードを統一しているといった方は、ここでよ〜く考えてみましょう。
結論から言ってしまうと、ポイントを貯めたところでさほどお得にはならないように思います。
一般的カードの換算率はほぼ0.5％
わかりやすい例えで述べますが、
利用額が￥1,000毎に1ポイント加算されるクレジットカードで、500ポイント貯まると、 ￥2,000〜￥3,000相当のモノに交換してもらえる場合を想定すると、
￥1,000×500ポイント＝￥500,000
￥2,000〜￥3,000相当のモノに交換してもらうためには、￥500,000も使わなければならないということです。
上記の例を換算率にしてみると、たかだか0.4〜0.6％ほどのものです。 （ポイントプログラムに特化しているカードなどを除けば、一般的なクレジットカードの換算率はたいてい0.5％ぐらいです。）
お得感がないというより・・・
仮に、0.5％の換算率でポイント・サービスを行っているクレジットカードで、 ￥10,000相当のモノに交換してもらうためには、￥2,000,000もカードで利用しないといけないのです。
このあたりのことをよ〜く考えると、さほどお得感がないという悠長な感覚をとおり超え、 馬鹿らしく思えてくるのではないでしょうか…。
それでもポイント交換も捨て難いという方や、ポイント交換あってのクレジットカードだとのポリシーのある方は、
・ポイントプログラムに特化しているカードの項目
・ポイントを有効・有益に活用する方法の項目
にて、関連の事を述べていますのでお読み下さい。