年会費無料って、ホントに本当!?
クレジットカードには、そのカードに付帯される保険や特典・サービスなどの内容により、 ゴールドカード、一般カード(クラシックカード)、そして年会費無料のカードなどがあります。
最近では、数多くの入会金・年会費無料のカードがさまざまなクレジットカード会社より発行されています。
年会費無料のカードといえども、特典・サービスなどの内容が充実しており一般カード(クラシックカード)と較べてみても さほど遜色のないカードというモノも存在しているのも事実です。
どうして年会費無料に?
一見、カードを発行しているクレジットカード会社側のことを考えると、 なぜ損をしてまでそういった年会費無料カードを発行しているのか? と思う方も居られることでしょうが、それはクレジットカード会社の根本的な収益システムならびに、 近年のクレジットカード業界の背景事情といったことがあるからです。
そのあたりの事については、年会費無料クレジットカードの仕組みの項目にて若干述べていますので 興味をお持ちの方はそちらをお読み下さい。
年会費無料のカードを選ぶ際に
ここでは、それら年会費無料のカードを選ぶ際に注意しておいた方が良いチェックポイントを少しばかり述べたいと思います。
先ず一番肝心なポイントは、『年会費無料』とサービス概要や広告などのキャッチコピーに書かれていても、 無料となる期間がいつまでなのか?が問題です。
年会費無料と大々的に銘打たれていても、入会した初年度のみ無料であり、 2年目からは年会費をちゃんと支払わなければならないカードもたくさんあります。
一方、2年目以降もずっと無料でOKなクレジットカードの場合は、それが絶大なるアピールポイントになる訳ですから、 資料やその他の宣伝広告などにはハッキリと『年会費永年無料』とか『年会費永久無料』と表示されていることが多いです。
年会費無料でもカード管理費が・・・
では、2年目以降も年会費無料とキッパリ謳われていれば、これでもう一安心かというと、そうでもないです。
この段階に至っても注意が必要です。
確かに2年目以降も年会費が無料であったとしても、カード請求額のない月 (全くそのカードを利用しなかった月)に於いては、 カード管理費としてその該当月に○○○円を請求されるといったカードもあります。
カード管理費というのはあくまでも一例であって 個々のカードにより、データ維持費やら何らかの費用の名称が付けられています。
要するに、基本的に年会費は無料だが、それはあくまでカードを実際に利用してもらえる方へのサービスであり、 『保有してても利用してくれないのなら、違う形で費用を徴収させてもらいますよ。』といったことだと思います。
この項目で述べたように、入会金・年会費無料と書かれていても、浮かれて早合点せず キチンと詳細までチェックすることを怠らないようにしましょう。